ランディングネット製作
〜Handcraft Nets〜

〜専用工具の代用〜


ランディングネットを大量に作る方は少ないと思います。
一本のネットのために専用の工具を購入すると
かなりの出費になってしまいます。

そこで、工具を代用したり自作したりして費用を抑えましょう。

そのコツは「100均を利用する」ことです。

それでは、自作工具を紹介します。



〜編み針〜

これはネットの手編みに必要不可欠の工具なのですが、
専用のものを買う場合、数千円〜と高価なものになります。
日常ではまず使わないのでもったいないですよね。

編み針は糸がまとめられて、かつ通せればよいので、
100均で材料を加工して作りましょう。

厚さ3o、幅30o、長さ300o位の板材を買って、
削り出して作ります。





カッター一本で完成です。
出来上がった編み針は、下の写真のように
糸を巻き付けて編んでいきます。




〜溝切り工具〜

編んだネットをフレームに固定する場合、
フレームに溝を切り、フレーム外周の固定糸を
埋め込み仕上げます。



溝を切らずに固定してもよいのですが、
見た目が美しくないので、ぜひ溝切りしましょう。

彫刻刀などで掘っていく方法もありますが、
100均で工具ができるので紹介します。

用意するものは、
・のこ刃
・幅50o×長さ50o×板厚3oの板
・幅15o×長さ50o×板厚3oの板×2
・瞬間接着剤

です。作るものはこちらです。


真ん中に鋸刃を折って作った小さな刃を接着しています。
板に段差がついているので、フレームのセンターに溝を
切っていくことができます。

こちらもカッター一本で作れます。
溝の深さは、のこ刃の出ている量になります。


〜やすりがけ治具〜

やすりがけしていくとき、素手だけだと限界が来ます。

当て板を使ったりすると思いますが、
グリップ部とのやすりがけをする場合は、
空き缶を有効に使うと良いと思います。


これできれいなRを出すことができます。



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