ランディングネット製作
〜Handcraft Nets〜

〜メインフレーム加工〜


フレーム材を調達したら、まず、外側フレームに溝切りを
します。(溝切工具がある場合、後から溝切しても
比較的簡単に溝切はできると思います)

さて、フレーム材は乾燥していると曲げられません。

そこで、水につける必要があるのですが、専用の
漬け込み箱を用意するのは大変だと思います。

そこでおすすめなのが、

塩ビパイプ2m



です。φ50くらいの塩ビパイプに水をいれて、
漬け込み、放置します。

パイプですと、なんといってもスペースの
確保が容易です。
なぜなら、立てかけて保存できるからです。

漬け込む最初は、木材ですから浮かんできます
ので、水にしっかり浸るように抑えフタが必要です。
工夫して漬け込みましょう。

次に、型とグリップの仮止めです。

タッカーを使って、がっちり固定します。
(タッカーを打った部分は、後からなくなります。)


ちなみに、タッカーは100均で買えます。

全体の写真がこちらです。完全に
テニスラケットですね^^



さて、次にフレームの曲げです。

浸して柔らかくなった板材を、型に沿って
曲げていきます。

ここで、おすすめなのは「スチームベンド」です。

蒸気でフレームを暖めつつ、熱した鉄板の側面に
あてながら曲げる方法です。

ベンディングマシーンがあれば一発ですが、
そんなものはないので、ヤカンで代用します。

やけどと火災には十分注意してください。
(自己責任で)

写真は黒壇を曲げている様子です。


ヤカンの注ぎ口からでる蒸気で温めつつ、
側面で曲げます。

固い木はなかなか曲がらないですが、コツは

焦らず、ゆっくりと

行う事こそがコツです。
のんびりやりましょう。

曲げが完了したら、いったんひもでフレームに
固定し、2日位寝かせます。



これでメインフレームの加工が終了しました。


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