〜Boat licence〜

2級小型船舶操縦士免許の取得を検討されている方の参考になればと思い作成しました。
僕は「JEIS」と呼ばれる、日本船舶職員養成協会というところで取得しました。

取得は15歳9ヶ月から可能です。
16のときに受講しましたが,他の受講者は漁師さんを目指す方でした。
取得の金額はおよそ12万円です。

〜JEISを選んだ理由〜

僕がJEISを選んだ理由の一つとして「国家試験免除」というのが大きかったです。
学科・実技講習後の、終了審査と呼ばれるテストに合格すれば、免許を取得する事
が出来るからです。さらに、今回はたまたま、道東の網走で講習を開くとの事だった
ので、ラッキーでした。

〜申し込み〜

JEISのHP(http://www.jeis.or.jp)の北海道支部から、
希望の場所・日時にあったものを選び、資料を請求します。
すると、↓のようなものが送られてきます。


多少違いはあると思いますが、「小型船舶操縦士身体検査証明書
講習案内」・「払い込み取り扱い票」・「教習日程表」・「受講申し込み書
支払い案内書」・「申し込み案内書」等が送られてきます。
申し込み案内書に書いてある必要なものを用意します。
住民票写真6枚身体検査証明書受講料を用意します。
その後、指定場所に送付して、申し込み完了です!


〜学科講習〜

学科講習には、印鑑、筆記用具等を持って行きます。途中休憩もあるので、
食べ物も持っていくといいかもです。
講習場所についたら、受講票をもらい、テキスト・例題集をもらいます。
終了審査の時、この例題集の中から90%以上が出ます。
 


〜学科講習終了審査〜

二日間の学科講習を受け終わると、その後テストがあります。
このテストは、
すべて4択です。
多少問題文をひねった問題が出ますが、あせらずに慎重にやればたいてい合格できます。
時間は、普通に勉強していれば余裕が出来るくらいの時間です。
途中退室も可能なので、自信のある人は抜けてもいいかと思います。

試験の結果は、翌日か翌々日の
午前10時のはずです。
生年月日や住所を聞かれ、本人確認が出来たところで結果を伝えてくれます。


〜実地講習〜

実地試験は、港内、もしくは湖で行います。
僕の場合は、能取湖で行いました。
使用した船は、「石狩10号」。35馬力エンジンを積んでいました。
一世代前の教習艇だったみたいで、かなり古かったです。
エンジンも右回りペラではなく、左回りペラでした。

ここで行う講習は、実技教本に沿った講習で、「前進・後進・増速・変針・蛇行運転・接岸・離岸
・避行・人命救助・停船
」等を行います。
船に乗る前には「船体の点検・エンジンの点検・装備品点検」等も行います。
船に乗ったら、「航海灯・ワイパー・ウォッシャー液・ブロワー」の点検をし、エンジンを始動させます。
エンジンの種類で取り扱い方法が異なるので、教本に従ってください。


〜実地講習終了審査〜

実地講習で行った事を、
ランダムで試験を出します
まず、出航前点検の3つを誰かにやってもらい、また他の人にエンジンの始動、また他の人に
装備品点検・・・などのように、誰かにランダムで行わせます。
この時のエンジン始動審査では、
口頭質問があります。しっかり覚えておいたほうが良いです。
そして出航し、前進・後進・増速・変針・・・というように、講習でやったものを行います。
離岸・接岸では、離岸は「後進・前進」、接岸は「右舷・左舷」のどちらになるかは
です。
僕は、右舷接岸、後進離岸でした。

この試験も、翌日か翌々日の午前10時なはずです。
免許証は、半月程度で届きます。



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